プロ現場での追い込み、 作業を終えての感想とは? 漫画アシスタント体験記第11話

体験記 体験記

 

仮眠を取るために横になるが・・

 

さて 作家さんからの指示で仮眠を取ることになった私ですがこういう時に限って今度は眠れない。布団を敷いて横になったからといって眠れないんですよこれが。

 

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いやもちろん眠気はあるのですが、情けなさや申し訳なさが先立ってるのか、目をつむろうが何しようが全く眠れなくなってしまいました。。しかしここで少しでも眠らなければ戻ってからまた迷惑をかけてしまう・・なんとしても眠らなければ・・。

そう考えれば考えるほど目が冴えてしまって眠れないものです。みなさんもありますよねこういうこと。

聞こえるのは隣の部屋で作業をする作家さんと先輩アシさんたちの作業音と、時折聞こえる会話での楽しそうな笑い声。

いやーその時の孤独感ったら(笑。

 

書いてて本当に心配になってきました(笑。

あまりに辛いことばっか書いて、アシスタントというものが「大変なだけの仕事」みたいに変なネガキャンになってしまっても申し訳ないのでもう一度はっきり言っておきます。これは本当に特殊なケースで、ただ単に私の能力不足なのですよ。

仕事場自体に問題はないし、作家さんも、まあ社交的とは言わないまでも変にいじめとかあるわけでもないし今にして思えばごく普通の仕事場です。

だから変に怯えなくていいですよ(笑

ただ私の経験から、それでもある程度までの技術と心がまえは必要なんだなと知っていただければいいし、そのためにこのブログがあるといっていいと思います。 要するにこのおバカの失敗談を参考に、「自分はこうならないようにしよう」という反面教師にしてくださって結構なのです。

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急激に去った眠気

 

なんとか眠ろうと頑張りましたが、結局いつまでたっても眠れず、そのうちに「眠気」自体も、さっきまでのが嘘のように、どこかへ消え去っていたのです。

徹夜を経験した人ならわかると思いますが「眠気」には波があって、ピーク時にはそれはもう何をやっても眠くて仕方がありません。そんなときはどんなに体操しようが顔をひっぱたこうが頭の奥の方にある眠気が覚めることはないのですが、そのピークを過ぎるとさっきまでのはなんだったのかってくらい眠気が引いていくんですよね。(徹夜仕事の乗り越え方 参照)

あとから分かるんですがこのピークさえ乗り切ればあとは結構体はもつのです。まあ乗り切るまでが大変なんですが。結局眠れないまま、少し体操し、顔を洗って作業場へ戻ります。(一応作家さんには眠れましたとウソつきましたが。)

あとはもうノンストップ。と言ってもまあもう作業も終盤で、私にやれることも少なくただひたすらホワイトで「はみ出し」や「汚れ」等の修正と、トーンの張り足しなどの細かな作業のみ。

そして朝が来て、もうそろそろ10時を迎えようとする頃にようやく原稿が完成。私にとって初めてのアシスタント経験はほとんど戦力らしいことはできぬまま、こうして終わりを迎えたのです・・・。

 

初回を終えての感想

 

いやもちろん、疲れた の一言ですよ。そして途中にも書きましたが多少なりとも持っていた自信はもろくも崩れさり、自分の甘さ、そして「プロの厳しさ」を身を持って体感した二日間でした。

でも私はそれでよかったと思ってますよ。最初にガツンと頭をやられ、自分でもいろんなこと考えることにもつながりましたから。そして厳しかったとは言え漫画を辞めようとは思わなかったし、逆に「なんとか次の時はもう少しできるように練習しよう」と頑張って家での練習に身が入りました。

それ以前にももちろん練習はしてましたが、気合の入り方がそれまでとは全然違います。ただもう「これ以上迷惑かけたくない」と言うより「これ以上恥をかきたくない」という一心でした。

どんな仕事でもそうですが、失敗するなら初めのうちがいいですよ。ある程度できるようになってからの失敗はまたそれはそれでキツイです。最初のうちはどんどん失敗し、どんどん恥をかいて自分の成長の糧にしましょう。

 

なんてエラそ〜なこと書いてますがこんなのは今だから言えることで・・・その当時の私は、次の仕事日がそれはもう恐ろしくて恐ろしくて仕方ありませんでしたけど(笑

 

つづく

(この体験記は不定期更新となります。次に続いたり、しばらく後だったりします。ご了承ください。すぐ続きがお読みになりたい方は、こちらをクリックしてください。)

近づく仕事日・・恐怖心を振り払う方法とは? アシスタント体験記第12話

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