漫画テクニック 火・炎の描き方

KAZDSCF2688_TP_V 漫画テクニック講座 アナログ編

 

今回は「火・炎の描き方」です。結構特殊な表現であまり頻繁には出てこないかもしれませんが、覚えておくとペンの練習にもなるしファンタジー系の作品なら結構使えるテクニックです。

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ゆらゆらと揺らめく炎 ペンでの表現

 

 

上へ上へ燃え上がる炎、風によって揺らぐ炎。まるで生き物のようにさまざまに形を変える炎を描くには、できるだけタッチを柔らかくこちらも線の「抜き」を考えながら描きます。

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最初に鉛筆で軽くアタリを入れた後、それに沿う形で細かく線を入れていきます。

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ストロークの短い線を重ねることで「炎」がゆらゆら揺らめいているさまを表現します。線の向きを合わせながら細かく描くのは少し根気とテクニックがいります。

 

少し迫力のある炎が描きたい時は「筆ペン」を使います。

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炎の形や勢いを考えながら少しずつタッチを足していきます。

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爆発の描き方の記事でも描きましたが、基本「火」は下の部分が明るく上に向かって暗くなるので、それを意識しながらどのように動くのか実際に火の映像など観たりして研究しながら描くといいでしょう。

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近くの火と遠くの火、ペンタッチを変えることで距離感を表現します。手前の火は筆ペン、奥は普通のGペンです。

 

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あとは全体的にグラトーンを貼るのですが、時間があれば先に上図のように炎に立体感を与えるためフチどる形でグラを入れておきます。これはもう「お好み」です。

 

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最後に全体的にグラを貼り、明るい部分を削ってさらに立体的にします。

 

炎の吹き出す方向や勢いを表現

 

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あまりいい例ではありませんがこういう場面を描く場合は中から外へ噴き出す炎とその勢いの強さを表現することで迫力が出ます。

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まずは土台になる家を描く場合、あらかじめ火の出てくる部分をボカして描きます。(ホワイトでボカしてもいいんですがそのあとで炎をペンで描くため、描きにくくなってしまいます。)

デジタルの場合は全部描いた後で線を消すこともできます

 

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家の中から勢いよく吹き出してくるイメージでペン入れします。

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火は内から外、そして上に向かって広がります。上の方は「煙」も交じって「モクモク」とした感じを出すとそれっぽく見えます。

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ペンばかりだと単調になりがちなので、最後に上で描いた筆ペンでのタッチを書き足すと立体的な絵になります。

 

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トーンでの「炎」の描き方

 

次は、スクリーントーンでの「炎」表現の方法です。

あくまで「一つのやり方」ですので、こうでなければならないわけではありません。自分でやり方を工夫するのもいいでしょう。

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まずは薄めのグラトーンを自分の思う炎の形に切り。端をカッターで削ってボカします。

 

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その上にさらに薄めのグラトーンを貼ります。光の当たってる部分(真ん中や下部分)を意識しながら削ります。これでもまあいいのですがもし時間や経済的に余裕があればもう一枚重ねるとより立体的になります。

 

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あまりやりすぎるときりがないのでこのあたりで。

もちろん専用のスクリーントーンもありますのでそれで間に合えばいいです。

でも自分でできるならイメージ通りの火ができますから、その方がいいという方はやってみるといいでしょう。

 

以上、アナログでの「炎」の描き方の基本でした。

 

慣れてくると自分なりのタッチの入れ方もできて「よりカッコいい」炎が描けるようにもなります。とにかくペンに慣れること。均一な線、均一なタッチをフリーハンドで入れられれば「キャラクター」を描くうえでも間違いなく力になります。

 

頑張ってください。

 

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