こんにちは、OYUKIHANです。
以前、「ポジティブ・シンキング」について記事を書きました。
ポジティブ・シンキング自体悪い事ではないけれど、ともすればそれが単なる「現実逃避」につながる危険性について語ったつもりです。
しっかり現実を見つめて、それを改善させるための努力をすることが本来のポジティブ・シンキングではないかと。
しかしそれでも、どうやっても悪い方に考えてしまう、落ち込んでしまってどうしようもない。そんなときの考え方として「ポジティブ」でも「ネガティブ」でもない、「オーバールッキング(俯瞰)」という捉え方をお薦めします。
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どうしようもない壁にぶち当たったら・・俯瞰で物事を捉えてみる
俯瞰とは、基本的には「高い場所から下を見る」という「動作」そのものを指します。
しかしもう一つの意味として「物事を俯瞰的に見る」などの比喩表現などを使うことで、
「広い視野で見る」
「物事の全体像をとらえる」
という意味でも使われます。
仕事で失敗した・・・学校や会社に行くのが億劫・・など
頭で悩んでしまって眠れない時ってありますよね。
あしたまたあの上司に会わなければならないのか・・またあの嫌な仕事を長時間しなければならないのか・・考えれば考えるほど嫌になり、眠くなくなります。
それはまさしく、神経がその「悩み」にフォーカスしてしまってて、周りが一切見えていない状態なんですよね。
そうやって神経が高ぶらせていたら、そりゃ眠れるはずありません。
そんなふうに目の前の悩み事で精神的に参ってしまいそうなとき、僕は決まって「ある空想」をします。
「俺は宇宙人ジョーンズ。地球を調査するためにやってきた。このろくでもない世界を。」
知ってます?アメリカの映画俳優トミー・リー・ジョーンズがやっている缶コーヒーBOSSのCMです。
地球人の生態を調査しに来た宇宙人が様々な仕事をしながら地球人と触れ合うというものです。
私は、悩み事や人間関係で悩むと、この「宇宙人ジョーンズ」になりきって
「今私は、あのくだらない上司の生態を調査しているだけ。母星に帰ったらいかにあいつがくだらなかったかを報告しなければ」
と、今の自分は自分ではなくあくまで「宇宙人が乗り移ってるだけ」と思い込むのです。
ああ、引かないでください(笑)。
あのCMのジョーンズは「凄い能力は持ってるけどうまく発揮できてない」、今でいう「ポンコツ」の部類に入るキャラクターです。
しかし常に物事を「客観的」に捉えて、上司に怒られたり馬鹿にされても、どこ吹く風でやり過ごします。
もちろん現実にはそんな簡単な話じゃありませんが、彼のように物事を「客観的」あるいは「俯瞰」で見ることはとても大事だと思っているので、何か人間関係の悩みなどにぶつかるといつも僕は
「この惑星の住人は・・」とやり始めます。結構楽しいですよ(笑)。
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さらに大きく、自分を「地球」に見立てる
あるいはもっと広く、それこそ宇宙的にとらえてもいいでしょう。
「私は地球だ。この宇宙空間に生まれて約46億年・・いろんなことがあった。しかしどんな問題もあっという間に過ぎ去ってしまう。宇宙の営みに比べたら、人間の一生なんてたかたか100年足らず・・俺からすればほんの瞬きほどの時間だ。そんな短い時間の事で悩むなどそれこそ時間の無駄である・・・・。」 |
自分を地球に見立てれば、今の悩みがいかにちっぽけなものか‥わかりますよね(笑)。
トンデモ発想かもしれませんが、私にとってこの「空想力」は、ストレスを減少させる方法として最適な方法でした。
かつて僕も昔学生時代は野球部入ってて、毎日のように先輩にイビられてました。朝学校に行くのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
そんな時に僕はよくこの「空想」をやっていましたね。
その「空想力」が、僕を「漫画家になりたい」という夢に向かわせてくれたし、ずいぶんと僕自身のストレス軽減に役立っていたと思います。
とにかく悩んでいるときはそこに集中している状態なので時間が遅いです。
僕自身の部活生活も、今現在そこそこの年齢になっている身からすればほんの一瞬の出来事でした。あんなに「濃かった」三年間も、今となってはあっさり過ぎてしまうくらいの短い年月です。
しかしその時はこの嫌な時間が永遠に続くんじゃないかってくらい長く感じるんですよね。
そんな時にこの「客観性」「俯瞰で見る」「トンデモ空想でやり過ごす」は僕にとって救いでした。
皆さんも、無理にとは言いませんが試してみてはいかがですか。何かの助けになるかもしれません。
ただ、学校で酷いイジメに遭ってるとか、働いてるところが「ブラック企業」である場合は、辺に我慢をせず「そこから逃げる」ことも選択肢の一つです。
大丈夫。どんな道へ行こうと世の中だいたいのことはやり過ごせるもんです。
ある程度人生を生きた僕が保証します。
ただ、人とのつながりはある程度持っておいた方がいいですよ。「孤立感」は、それだけで人を堕落させます。
一人じゃ無ければ人はなんとか生きられるんです。
あなたも「宇宙人ジョーンズ」になって、この「ろくでもない、素晴らしい世界」を調査してみませんか(笑)。
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