ここでは、アシスタントの仕事現場に、持っていくものを紹介します。
漫画作成に必要なもの一通り
では身も蓋もないのでw
基本は、今自分が使ってる道具一式、持って行きましょう。漫画の仕事場ですから当然制作に必要な道具は仕事場にあるでしょう。しかし最低限の筆記用具、ペン軸、ペン先、定規、カッター トーンへらなど、自分で用意できるものや使い慣れた道具の方がやりやすいので、持っていけるものは持っていきましょう。
漫画に関係ないものはいらないけど、必要なものは備えあれば憂いなし。はじめは多く持ちすぎてかさばったりバッグが重くなったりしますが、しばらく働けば「これはいらない」「これはいる」というものが分かってきます。
もちろん仕事場で足りないものは借りられるでしょうが、最初から何もかも借りまくり自分でロクに持ってないというのはあまり印象が良くありません。
特に最初のうちは「僕はやる気です!」というのを、態度でアピールするのも、ある意味大事。
作家さんによっては「自分の描いた原稿を持ってきてください」という人もいるので、技術のわかる見本のようなものを持っていきましょう。今はネットで見れる時代だし応募するときに見せるように言われるとは思うのですが、デジタルはともかくアナログの場合は生の原稿で見るのがその人の技術を一番確実に測れます。(私はこれを忘れて怒られた経験があります)。
もちろん言われなければ絶対に持っていく必要はないですが、作家さんにとっては仕事を頼みやすく、いい目安になると思いますので、余裕があれば持っていきましょう。
道具以外のもの
では、道具以外で持っていったほうがいいもの、逆に持って行っちゃいけないものを紹介しましょう。
もちろん、仕事に行くのでそんな色々持ってくものなんてありません。 ただやはり、長時間に渡ってずっと部屋にこもっているので疲れも溜まってきます。その疲れを取る、癒すものは、 常識や作家さんの許可の範囲内で、持って行ってもいいと思いますよ。
スマホ タブレット ノートPC
いわゆる電子機器に関してですが、もちろんスマホなどは連絡の際必要だし今はもう普通に誰もが持ってるものなので持っていく分には問題ありません。
ただその機械で音楽を聴いたりするし、仕事場で他にできることがあるのかと言われれば、それは完全に仕事場によりますね。
仕事自体は手を動かすものなのでその「間」を埋めるためにラジオやテレビがついてたり、音楽がかかってたりします。仕事場は作家さんの「城」ですから、作家さんが仕事しやすいようにするので必然的に作家さんの好みになります。
自分好みの音楽やラジオを、作家さんに確認して許可されるならイヤホンで聴いてもいいです。募集要項にそう書いてある場合もあるしね。ただ許可されてるからといって、もう全く会話もしない!一切コミュニケーション取らない!っていう態度はよくありません。(もちろん机同士が離れてたり仕事中は、必要でない限り会話しないというところもあるのでそういうのは別です。)
前にも書きましたけど、周りにいるのは仕事仲間。 そしてただでさえ体力、精神力ともに必要な「好きでなければ続かない仕事」です。せめて作業中は、楽しく仕事したいもの。 お互いにある程度の気遣いは必要になってきます。
あと自分のIpadやノートPCを持ってきて仕事に利用してる人もいます。PCで作業している所は仕事場にPCが当然あるでしょうが、あくまで作業用だったりして何かを検索したりするには他のPC使うか併用しないと使えません。そんな時に自分のタブレットやPCがあると便利です。
ある仕事場では一人の方が自分用のIpadを仕事場用にして全員が使ってもいいようにしていました。
タオル、カイロ、ひざ掛け等
季節によって部屋の中の温度は変わります。もちろん今はどの仕事場にもエアコンはあるでしょうからある程度の調整はされるでしょうが、それでも感じ方には個人差があります。
特に冬場、部屋の温度は暖かくなっても机の下、足元まで暖気が来ず下半身がやたら寒く感じることが経験上あります。 その影響は決して馬鹿にしたものではありませんので、自分でそれを防げるものを持っていくのもいいでしょう。
夏場はさすがにエアコンでかなり涼しくなるので大丈夫ですが、よほどの時はタオルやうちわ程度でなんとかなると思います。
逆に夏場はエアコンの効き過ぎの方が問題です。いわゆる「冷房病」というやつです。自分もこれで体調崩した経験があるので気をつけたほうがいいと思います。
軽く上に羽織れるものや、それこそひざ掛けが重宝するので利用するのがいいでしょう。
その2 へ続きます。
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