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体験記

初めてのアシスタント応募!緊張のあまり・・?漫画アシスタント体験記 第1話

2017/10/21

いろいろ書かれても、やはりまだまだピンと来てない方々。
この章からは、自分が体験したアシスタント仕事でこんなことあったあんなことあったと、現場であった出来事を思い出すままに書いていこうと思います。

なんの自慢にもなりませんが、結構業界内でもいろんな作家さんにお世話になってる方だと思うので、現場の雰囲気を少しでもわかっていただければと思います。

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ドキドキアシスタント応募

 

私は、この漫画業界に入るまで全く違う業界で仕事をしていました。

そもそもマンガ家になりたくて田舎から上京してきたため、ある程度生活の目処が立った時点で業界に飛び込むつもりでした。しかしその仕事が意外に面白く、仲間も結構出来たのですこし長居してしまったのです。

これではいかんと、バイトの合間を縫ってシコシコ原稿も描いていました。漫画雑誌で毎月募集している新人漫画賞に応募するためです。

そう、はじめは私もアシスタントなんてやる気はありませんでした。でも少しバイトもマンネリになり、ここはもう思い切って本格的に漫画の世界にまるごと飛び込もうと、会社も辞めてアシスタントに応募することを決意したのです。

当時は市販されている漫画雑誌の片隅にアシスタント募集の広告がありました。

私はめぼしい所へ応募(失礼な話ですが、まだ自分の画力に自信のなかった私は、「ここなら楽そうかな・・」と思えるところに、見本の原稿と熱意のある履歴書を同封)し相手からの返事を待ち続けていました。

しかし初めのうちは、送っても送っても返事が来ません。「やっぱり今の自分の実力じゃまだ雇ってもらえないのかな・・」と内心諦めてました。が、しばらくして別の作家さんに送っていた原稿を見たという、某大手出版社の編集さんから電話がかかってきたのです。

(これは私の経験からのアドバイスですが、アシスタントの応募原稿はたくさんの方に対して送った方がいいです

まあ私だけかもしれませんが私は一度送っただけではダメだと思い、何度も同じ作家さんのところに違う原稿を送っていました。私なりに誠意と努力を見せたつもりでしたが、ある程度この業界に居るようになるとわかってきます。ダメなヤツがいくら送ってもダメだと(笑。

何度送ってもそんな短期間にたいして画力が向上するはずもなく、一度「レベルに達してない」と判断されたら終わりなのです。

一度かせいぜい二度送ってダメなら別の作家さんのところへ送ることをおすすめします。

「どうしてもここで働きたいんだ!」という熱意があるなら特に止めませんが、原稿描くのはそれだけで労力がいります。今は一枚の原稿をデータ化して送ることもできますが、昔は一枚一枚描いてました(笑。いい練習になったので全く無駄とは思っていませんが、しかしやはり本番は入ってからなのですから、そこでそんな労力使っても仕方ないです。

いろんな所に送って、拾ってくれた方のところで働くというほうが効率はいいのではないでしょうか。 もちろん一度送ったらある程度期間は空けたほうがいいですよ。オファーがカブることだってあるので、失礼になります。)

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超有名作家からのオファー?(爆)

 

当時は、漫画の編集さんから電話がかかってくるなどありえない生活だったので(もちろん連絡先を書いておいたので採用の場合は電話がかかってくるのは当然なのですが)、電話を取った途端信じられないほどドキンチョーしたのを覚えてます。

それもその筈、私に電話をかけてきた編集さんは今でも連載を続けている超人気作家、Aさんの担当編集さんだったのです。(ここはあえて伏せますが、誰もが知っていて、テレビドラマにもなって大人気になった作品を描いている作家さんとだけ言っておきましょう。)

初めてのアシスタントがそこでいいのかと、嬉しいような怖いような複雑な心境でした。しかしとにかく一刻も早く業界に飛び込みたかった私は、

「よ、よろしくお願いしめすっ」

と、今まで噛んだことのないところで噛みまくるという香ばしい失態を晒しながらも、早速出版社でAさんも交えた軽い面接を、という話がまとまりました。

その出版社は、業界の中でも大手中の大手。何度も行ったことはありますが本物の漫画家さんとの面接に行くのは初めてです。原稿を持ち込みするのとはまた違った緊張感がありました。

 

立ちはだかる出版社

 

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私のような田舎者にとって、あの「大出版社の貫禄」は、圧倒的なものがありますね。

被害妄想も甚だしいのですが、「ここはお前なんぞの来るとこじゃないよ」と言われてるようで、何度行ってもあの玄関前に立つと気後れしてしまいます。しかしもちろ、帰るわけにはいきません。喉カラッカラになりながらも受付を済ませ、目指す編集部までたどり着きます。

さすが大手の漫画編集部、誰もがせわしなく動いています。相変わらず場違い感は半端ない。それでもなんとか近くの人に恐る恐る用件を伝えると、しばらく編集部の隅にあるパテーションで区切られたブース(作家さんがネーム打合せしたり編集さんが新人の持ち込み対応をしたりするところ)で待つように言われます。

と、しばらくしてメガネをかけた いかにも真面目そうな編集Tさんがやってきました。

Tさん「どうもどうも、この度はお疲れ様ですー」

私「はっっ、よ、よろしくお願いしますっ」

にこやかに応対してくれたTさんに、肩の荷を少し下ろしながら再びカミカミの挨拶を済ませる私。そしてこちらの緊張などお構いなしに自己紹介、名刺渡し、私のアシスタント応募用の原稿見ながらテキパキと事務的な質問をするTさん。

そしていよいよ作家さんとの対面へ。 その作家さんは、別のブースで数人の編集さんと打ち合わせをしていました。仕事の話が一段落し、雑談を始めた頃を見計らって

Tさん「すいませーん、 ○○先生、アシスタントさんの件ですが今日こちらに来てもらってるので、会ってもらってよろしいでしょうかー?・・」

促されてブースに入る私。 いよいよモノホンの有名作家さんとの、初対面の時がやってまいりました・・・。

 

つづく

(この体験記は不定期更新となります。次に続いたり、しばらく後だったりします。ご了承ください。すぐ続きがお読みになりたい方は、こちらをクリックしてください。)

いよいよアシスタント初日!マンガ家への第一歩 漫画アシスタント体験記 第2話

 

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