切っても切れない?マンガ家の職業病 種類と対策 その2 

病気 所見

 

ひどくなる前に診療

 

目に関する病気

 

ドライアイ

特にマンガ家に限った事ではありませんが、長い時間原稿とにらめっこ、パソコンで作業する人は画面をずっと眺めているわけですから、目に負担がかかるのも当たり前。

私も一時期画面がまともに見れず、目を閉じていても目が少し痛むほどドライアイだったことがあります。これも予防もできるものですし、なってしまった場合の対策もしっかりしたいものです。

ドライアイは字の通り、目の水分量が減って乾くことで起きる症状です。私たちの目は常に水分で覆われており、それが減ると目が直接風に当たってしみたり、ゴロゴロしたりします。

治療はとにかく水分を増やすこと。市販の目薬の中でも防腐剤の入ってない、涙の成分に近い目薬を選ぶほうが目のためにはいいです。ただしそのため使用期間が短いので封を開けたらできるだけ早く使い切ることが大事です。

有効成分の入ったサプリメントも売っています。

他にもまばたきをたくさんするとか対策はいろいろあります。要は目の周りの血行をよくし、水分を補給することですね。

 

疲れ目

こちらも、いわゆる目の血管の血行が悪くなることで起こる症状です。タオルを熱くして(蒸しタオル)温湿布すると目の周りの血管が広がって血の巡りが良くなります。ただし熱くしすぎてやけどに注意するのと、家にいるとき以外あまりできないのが欠点ですが(笑

少々値段が張りますが市販のアイマスクで蒸気で保温するものとかもあるので、余裕のある人はそちらを購入するのもいいでしょう。

私のやった対策としては、目薬をさす、定期的に熱いタオルで温湿布する、パソコンの画面を暗くする、ブルーライト用のメガネをかける、などです。

個人的には特に目薬と蒸しタオルでの温湿布が一番効いたんじゃないかと思います。特に蒸しタオルはやったあと気持ちよくて、定期的に行ってましたね。

ただし充血してる場合は逆です。充血は目が炎症を起こしているということなので、反対に冷水などで冷やすのが効果的。

もちろんひどくなる前に、気づいたらお医者さんに見せることが何より肝心です。ただ作業中に症状が起こってしまってどうしようもない時の応急処置として対策を紹介しました。

とにかく目に関しては別にマンガ家に限らずケアすることは他よりまして重要なので自分でできる対策を見つけ、まずはそうならないように予防する、なってしまったらそれ以上悪化することを防ぐことが大事です。

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病気というほどじゃないけれど

 

あと個人的な経験で気づいたこと、注意すべき事といえば・・冷房病 暖房による乾燥 仕事場での感染 などですね。

春や秋などはいいけど、夏や冬になるとやはり冷房や暖房が仕事場では不可欠となります。

特に自分はそれまで外で仕事をする機会が多かったため、室内での作業に慣れておらずまさかエアコンの効き過ぎで病気になるなどとは思ってもいませんでした。

ひとつの部屋で作業をする場合、自分だけに合わせるわけにもいきません。しかし無意味な我慢は作業の進行を妨げます。寒ければ上着を着る、ひざ掛けをかけるなどして、自力で対応しましょう。

どうしても我慢できないときは申告し、エアコンの温度を調節してもらう、位置を変えてもらうなどしてもらいましょう。エアコンの風は当たりすぎると確実に体調を崩します。

寒すぎると風邪を引くし、暖房が強すぎると乾燥し、喉がやられてしまいます。 私は特に喉が弱いので一発でした。

小さな加湿器を購入し、机の上において仕事をしていました。

そして怖いのは自分が体調悪くなくても、誰かが悪かったりすると伝染ったり、自分の病気を伝染したりしてしまうことです。

そうならないように日頃からコミュニケーションをとり、お互いがケアし合うことです。病気だけはシェアする必要ありませんから。

 

とにかく病気にならない、怪我をしないことが大前提ですが、そのための予防、もしそうなってしまった場合の対策など、日頃から考えておくべきだと思いますね。

 

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