仕事でも自宅でもパソコンを使って作業する機会が増えました。パソコンを使わなくてもデスクワークする人にとって「楽に作業ができる椅子」の重要性は高まっています。
長時間作業をするには体に合った椅子を使うことが第一。合わない椅子を長い間使っていると知らず知らずのうちに慢性的に姿勢が悪くなったり疲れやすくなってさまざまに悪影響を及ぼします。
今日は様々な作業椅子の中から自分が使っているものも含め、比較的安価なもの、少し値は張るが信頼性の高いものなどお薦めの作業用椅子をご紹介します。
ご自身の財布や体形に合った椅子を使って楽しいデスクワークライフを過ごしましょう。
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割と手を出しやすい～5000円までのオフィスチェア
SANWA SUPPLY SNC-A1BK OAチェア
- 幅52cm
- 奥行52cm
- 高さ72から81cm
- 座面高さ/40-49cm
安価で見た目もシンプル、正直どうなんだろうと思いますが機能は十分備わっています。クッションもそこそこ厚みがあって組み立ても簡単。ただ背もたれはやはり小さいのとあまりもたれられるようにはなってないよう。普通に座っているだけなら不都合はないようです。
売れてます SANWA SUPPLY SNC-A1BK OAチェア ブラック新品
- 幅56cm
- 奥行41cm
- 高さ98cm
こちらも値段の割には作りはしっかりしてる印象です。メッシュなので通気性もよし。
背もたれの真ん中より下の背もたれが折れ曲がっている部分に腰サポートバーが横に一本入っています。これで腰を支える、と言う作りです。ただあまり耐久性と言う部分では少し厳しいかも。少しの間座っている分には問題はなさそうですが。
タンスのゲン G-AIR ハイバック オフィスチェア
- 幅66cm
- 奥行66cm
- 高さ107～114cm
- 座面の高さ(SH)：43～50cm
見た目は良さそうですが背もたれにしなりがあまりなく、頭に当たる部分はクッションが薄いです。ひじ掛けが机によっては邪魔になりそう。着脱可能なので着けずに使用してる人が多いようです。最大20度のロッキング機能付き。
ロッキング機能とは？リクライニングとは違うの？
ここで「ロッキング機能とは何か」について書こうと思います。
オフィスチェアには「ロッキング機能」と「リクライニング機能」とがあるのですが、
ロッキング機能の「ロッキング」とは英語でrocking と書きます。
これは名詞ではなく動詞、自動詞の「rock」から来ていて、意味は「揺り動かす」です。
rockと聞くと音楽の「ロック」や名詞の「岩」などを思い浮かべ固いイメージを持ってしまいがちですが、動詞のrockは「ゆらゆらと揺り動かす」と言う意味になり「ロッキングチェア」とは足の部分がアーチ状になってて、その名の通り「ゆらゆらと動かせる椅子」の事です。
そしてオフィスチェアの「ロッキング機能」とは、背もたれの部分だけが後ろにゆらゆら揺れる機能の事です。
対して「リクライニング機能」とは、ご存知のように背もたれがある一定の部分まで倒れ、そこで固定できる機能の事です。
（余談ですが イギリスのロックバンド「Queen」の「We will rock you」の「rock」は、「お前を揺り動かしてやる」「感動させてやる」と言う意味ですね。)
ですので「最大20度までのロッキング機能」とは、背もたれを20度まで揺り動かすことができますよ、と言う意味です。
正直やはり5000円以下だと耐久性が微妙の様ですね‥長く使わない、少しの時間しか使わないとかならそれでも大丈夫かもしれませんが、やはりずっと使い続けるには、それなりのお金を払っても質のいいものを選んだ方がよさそうです。
5000円～10000円のオフィスチェア
- 幅68cm
- 奥行68cm
- 高さ1055cm～1150cm
座面が固いのでクッションを引いて使った方がいいかもしれません。。あと大柄な男性には少し小さく感じる可能性も。背もたれも片目でリクライニングはあまりしません。「良い姿勢」をキープしながらの作業にはいいかも。
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- 幅66cm
- 奥行66cm
- 高さ113-123cm
作りはしっかりしてて安定感があります。ひじ掛けも邪魔にならずさりげない。1万円を切る椅子の中では当たりの方かも。ただ組み立てには少々力がいるよう。あと付属の六角レンチでは難しい部分もあり、専用のを買う必要あるかも。
- 幅51cm
- 奥行50cm
- 高さ117～126.5cm
座面が柔らかく、リクライニングは最大20度。背もたれの部分にファスナーがあって、外して洗濯できる。ただ作りはシンプルなので強度は微妙。
Amazonベーシック デスクチェア オフィスチェア 革
- 幅約61cm
- 奥行き約61cm
- 高さ約88～98cm
見ため高級感があり落ち着いた雰囲気があります。ただ『革』と書いてありますが、純粋な革ではありません。合皮です。しかし、使い心地は悪くないようです。ひじ掛けを取り付けなければ背もたれを組み立てることができません。
デザインはシンプルでおしゃれ。ただ背もたれが前に突き出ている感じなので何となく「前のめり」になってる感覚がする。リラックス用ではないので、正しい姿勢で作業するにはいいかもしれませんが長時間の作業だとどうかな？と言う感じです。
10000円～数万円台のオフィスチェア
少々値は張りますがやはり長い間使用することを考えたらしっかりしたものを選びたいですね。学生さんには辛い部分もあるかもしえませんが・・しかし「安物買いの銭失い」だけは避けた方がよさそうです。
バウヒュッテ（ゲーミングチェア）スチューデントモデル RS-200-BK(ブラック)
- 幅67cm
- 奥行58 cm
- 高さ94 cm
座り心地もよく、長時間の作業にも問題はなさそう。座面高が42cmまで下がるので小柄な方でも大丈夫。
ただヘッドレストは若干の調節はできるものの最終的には外すかつけるかの二択しかない。
最大170度リクライニングなので、作業に疲れたらそのまま昼寝できそう（笑）
ナカバヤシ エグゼクティブチェア 布地張り ブラック RZE-A104BK
- 幅64cm
- 奥行64cm
- 高さ990
今現在私が使ってるのがこれ。使い始めてもう5年になりますが、おおむね満足してます。少し大きめのサイズで、私は175㎝の慎重なので割とぴったりフィットします。
座り心地もそこまでフカフカではありませんが悪くないし組み立ても楽。
ただひじ掛けが机によっては邪魔になるかも。気にならなければ機能的には問題ありません。
お薦めです。
ナカバヤシ エグゼクティブチェア 布地張り ブラック RZE-A104BK
オフィスチェア 170度リクライニング ハイバック レザーブラック
- 幅68cm
- 奥行65cm (オットマンを引き出せば)171cm
- 高さ111~117cm
こちらも機能的には問題なさそう。ただオットマンの引き出しに苦労する人がいるようだが、
固定用の金具がついているせいもあるので、ドライバーで金具を外せば引き出しやすくなる。
こちらも大きいので場所を取るし、小柄の人には高さが合わない可能性も。もちろんある程度の調節はできますが。
エルゴヒューマン プロ オットマン内蔵型
- 幅72cm
- 奥行75 cm
- 高さ115 cm
なかなかすぐに手が出せる値段ではありませんが、それでも長期間使用を考えたら、選択肢に入れてもいいと思う。やはり機能や使い心地は優れているようで、中には「これがあればもう他はいらない」とまで言っている方もいる。
財布と相談し、余裕のある人は考えてみるのも悪くないと思います。
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