こんにちは、少し体調ダウン気味でしたがようやく回復してきました。
OYUKIHANです。
こうの史代さん原作による劇場アニメ「この世界の片隅に」が、8月15日(終戦記念日)の23時から、インターネットテレビ局・AbemaTVにて放送されることになったようです。
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映画 この世界の片隅に
あらすじ
時代は1945年前後の日本。広島市に生まれた主人公 浦野すずは18歳で呉市に住む北條周作のもとへお嫁入りをする。
絵を描くのが好きなすずは、周作の姉で出戻りの径子の娘 晴美に絵を描いてあげたり,
物資が少ない中、何とかやりくりしながらささやかな生活を送っていた。
ある日養父のお見舞いに晴美とともに病院に行ったすずはその帰りに重傷を負い、大切なものを失ってしまう。
それでも周作とともに強く生きようと決心するすず。そんな時に
8月6日が訪れる…。
原作のこうの史代さんは
その時代に生きていた人たちの生の煌めきや悲しみを作品に込めたかった。
と語っています。
その通り、この映画に描かれている人たちは本当に「普通」に生きています。
時代が時代であっても冗談を言ったり喧嘩したり笑いあったりそれぞれが当たり前に「生活」しています。
物資のない時代にも何とか工夫をしながら人々が明るく暮らしているさまは、日本そのものが「大変な状況」であることを一瞬忘れてしまうほど。
しかし、そんな生活を一変させてしまう出来事が起こるのですが・・
もうとにかく四の五の言わず観てください!としか言いようがないですこの映画は。
そしてそれぞれがそれぞれの感性で感じた通り受け取ればいいです。
この手の映画はどうしても作者のイデオロギーなどが反映されたり重苦しいものになったりするのですが(この映画にももちろんそういう部分がないとは言いませんが)、重要なのはそこじゃない、という事を教えてくれる。 本当に傑作だと思っています。
もう観た人も、まだ観てない人も、何度でも見るべき映画。
興味あったら是非。
AbemaTV Abemaアニメ2チャンネル
放送日時:2019年8月15日(木)23:00~
原作マンガもよければ。
映画は原作の雰囲気を壊さないよう忠実に作られています。
なんとも原作者のタッチが柔らかくていいですね。この手の物語はどうしても男性タッチのしっかりしたものになりがちですが、女性特有の柔らかなタッチが物語にもいい味を出しています。
表紙だけを見れば、ほのぼのした日常系マンガのようです。
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