描きすぎて漫画が嫌いに?漫画を好きでい続けるためには

バーベル

ずっとこの仕事を続けていると、楽しいことばかりじゃなく辛いこと、大変なことも沢山起こります。そのせいで漫画を描くこと自体、それこそ漫画を見るのも嫌になる、そういう時期が必ずきます。

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それにアシスタント時代は、他人の漫画を強制的に手伝わされ(←言い方)、休みは休みで自分の漫画を描かいといけない。そりゃいくら好きなことでもイヤになります

でもイヤになったからといって辞められればいいですが、辞めたくはない。そんな時にどうやって自分のメンタルをコントロールするか。これも大事なスキルになってきます。

無理に好きになろうとしないこと

結論から言いましょう。嫌なら嫌でいいです。もともと好きで始めた仕事、「漫画が楽しいから始めたのに嫌になるなんて甘えてる、好きなことを仕事に出来てるんだから自分は幸せなんだ」真面目な日本人はすぐこう考え、好きなことを無理にでも好きでい続けようとします。

これは私も経験あるので気持ちはわかるのですが、そうやって自分を鼓舞したところで嫌なものは嫌です。そしてそんな状態で続ければ続けるほど、より作業自体が嫌いになって、なるべくそれをやらないようにやらないように余計な用事を作ったりして時間を無駄にします。

アシスタント仕事は給料がもらえる仕事なのでなんとかこなすことはできても、誰にも強制されない、辞めたければ辞めてもいい自作漫画の作業からはどんどん遠ざかっていきます。

これを何とかする方法はただ一つ。作業をルーティン化させる、つまり日常化、習慣化させるのです。

掃除は嫌いだからやらない人と、嫌いだけどやれる人の違いとは

掃除はみなさん苦手な人は多いですね。よっぽどの綺麗好きか家族がいる家庭でなければ。一人暮らしの人は部屋が散らかり放題なんて話はよく聞きます。

でもそれでも綺麗に片付いてる人はいて、ではその人は特別掃除が好きなのかと聞いてみたところそうではなく、ただ習慣だからやっている、とのこと(もちろん普通に掃除好きな人もいます)。 休みの日、朝起きて朝ごはんを食べたあと、掃除をするのが習慣なんだそうです。

その時、楽しいとか楽しくないとか考える暇もなく、ただ黙々と掃除をするのが日課であると。

そう、この

「好きとか嫌いとか楽しいとか楽しくないとかに関係なく、ただ習慣だからやる」

これが一番大事なんだと思います。

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またイチローの話になりますが、世の中に彼ほど野球のことを四六時中考えてる人はいないと思います。ただ、では果たして彼はそれほど野球が好きなのでしょうか。いやもちろん好きで始めたんでしょうし今でも嫌いではないでしょうけど、彼がいま野球を普通にやれているのは、彼にとって野球をすることはもはや「人生の一部」、いや「大部分」、下手すると「全て」と言っていいくらい当たり前のことだからではないでしょうか。

それこそ「呼吸をする」に等しいレベルで野球をやっているんだと思います。

人間、呼吸をするのが好きとか嫌いとか、楽しいとか楽しくないとか言う人はいません。生きていれば当たり前だからです。

そう、要するに漫画を嫌いにならない、漫画を好きでい続けるためには、漫画を「無理に好きになろうとしない」これにつきます。

感情で漫画と向き合わない。少し極端な言い方ですが、ロボットのように「やるのが当たり前」になるまで習慣化させること。嫌な感じを受けるかもしれませんがプロとしてやっていくならこのスキルは絶対必要不可欠です。

楽しいことばかりじゃない、むしろ好きなことだからこそ嫌になったら辛いです。他の楽しいことで気を紛らわせる手もありますが、嫌なものは嫌なまま。だからもう、好きとか嫌いとかの感情は抜きにして呼吸をするのと同じくらい自分の中で「当たり前」にする。

どこかで書きましたが「朝起きたら何も考えずペンを握る」もそのひとつです。時間は短くていい。何時から1時間は、何も考えず漫画を描く。ネタが思いつかなければ新しいキャラを作る。セリフを考える。出来たらその時間をだんだん増やしていく。

なんでもいい。とにかく自分の日常の一部になるくらい 漫画を描くことを習慣化させる。その間は、好きとか嫌いとかの感情は一切省く。   ただ単純に、漫画を描く。

これが、漫画をこの先もずっと描き続けていくためには、絶対に身につけなければならない重要なスキルの一つだと、私は思います。

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