漫画テクニック アクション バトルシーン 必殺技の描き方 トーン編

w表紙2 テクニック講座

スクリーントーンによる表現法 パターンⒶ

 

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さて、以前書いた「アクション、バトルシーン 必殺技の描き方 パート2、今度はトーン編です。迫力のある見せゴマにもはやトーンは欠かせません。

ここでも様々なやり方をマスター、応用し、自分の漫画に生かしていってください。

 

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使うのは大体がグラデーショントーンです。

いろんな種類ありますが どこにどんな感じで使うかをある程度計算しておくことをお薦めします。でないと以前の私のように家に帰ってから「ない!」と大騒ぎし、締め切り間際に買いに行く羽目になります(笑)。

 

こちらもあくまで「参考」程度に、あとはご自分でオリジナルの必殺技を創っていってください。
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真ん中にエネルギー弾が走っている表現をするので、グラトーンは折り返しタイプを使います。↓

 

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こういうのを自分の欲しい形になるように切ったりして使います。2枚使うぜいたくもできますが大体このタイプで間に合うかなと。

 

 

↓主人公のいるあたり、光を放つ部分にフラッシュ削りを入れます。

 

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↓派手にしたい時は 下図のようにさらに削りを入れます。

削るのは以前書いたように「金定規(かなじょうぎ)」を当てて入れます。

 

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↓さらに集中線も入れて迫力を出します。

削りの角度にも気を付けましょう。フラッシュ削りのやり方の記事でも描きましたが、きれいに削れるところは長く、きれいに削れない部分は短く。です。

目指せトーンの魔術師❓スクリーントーンテクニック

 

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↓エネルギー本体を別の網トーンで表現します。こちらはお好みで、フリーハンドで作ったり直線にしたり、手元部分にぼかしを入れたりなど様々な方法があります。

グラトーンだけで充分だという人は入れなくてもいいです。
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ここからは付け足しなので必要なければ入れなくていいです(笑)。

バリエーションの一つとして覚えておくことは大事ですが。

 

↓エネルギーの本体に『輪』を加えたりすると力が波状に広がってるように見えます。

楕円定規を活用して描きます。

 

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↓ベタのフチにホワイト入れたりして立体感を出します。

 

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もっと迫力を出したい時は最初のグラトーンを「稲妻トーン」で表現する方法もあります。アイシーのyouth Y-1739 あたりなどちょうどいい感じかなと思います。

 

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スクリーントーンによる表現法 パターンⒷ

 

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角度の違うパターンです。

こちらもグラデをうまく活用します。

 

2枚使う場合は重なる部分は一枚だけ切り取り、あとでホワイトフラッシュを入れてごまかします(笑)。

 

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あくまで切るのは一枚ですよ。2枚切ったらポッカリ穴が開くだけです(笑)。

一枚の場合はそのままでいいです。

 

主人公のいるあたりを明るくぼかします。

ここで今までの様にフラッシュ削りやカッターでのぼかしを入れてもいいのですが、ちょっとした「裏技」を教えます。

 

と言っても毎度おなじみ大したことじゃありません。

「砂消しゴム」を使ったぼかし削りというのが、グラデの場合とても有効になるのです。

 

それとここではわかりやすいようにアタリを実線で描いてますが、原稿に描く場合はこんなにはっきり書いたら後で消すのが大変になります。グラデはドットが薄いので、普通の消しゴムでも多少は消えてしまうからです。

自分さえ分かればいいわけなので、極力薄く描くか、アタリごと消してしまえるようにしておくか、原稿の裏にアタリを入れてトレス台で透かして描くか。ご自身で考えてください。あるいは必要なければアタリなしでやってもいいでしょう。

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↓パターンⒶでやったようにフラッシュ削りを足します。

トーンが重なって切り取った部分にわからないよ~に入れます(笑)。

 

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ここからはまた付け足しです。入れても入れなくてもお好きに。

細かな光が散っているような表現です。

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定規で削ってもいいですが、ホワイトをグラデの上から入れてもいいです。 トーンの上に入れる時は水分量に注意しましょう。水が多いと油ではじかれてしまうことがあります。

 

↓ここからは少し上級者編です。慣れないと難しいですが挑戦することも大事なのでやれる人はやってみましょう。

主人公の周りを丸く削ります。

 

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ホワイトで入れてもいいです。失敗した時ホワイトなら水を付けて拭けばやり直すこともできるので。ただ別の個所でホワイトを使っていた場合は注意が必要です。失敗した時、先に処理したホワイトまで一緒に消さなければならない可能性があり、直すのが難しくなります。

なのでこの処理をする場合、ちりばめた光なども削りで表現した方がいいかもしれません。

削りの場合は失敗は許されないので慎重に(脅すな(笑))。

 

こちらのアタリは円が大きいのでコンパスなどで入れます。

ホワイトで入れる場合は、上で書いたようにあとでアタリを消す時ホワイトも一緒に消してしまう可能性があるので、アタリの消し方も先に考えて作業しましょう。鉛筆のアタリごと上からホワイトで塗りつぶしてもいいでしょう。消す手間が省けます。

 

↓フラッシュ削りと同じ消失点に向かってこちらも削り(またはホワイト)を入れていきます。
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全体的なバランスを見ながら入れましょう。

 

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あとは周りに小さなホワイトの粒などを入れて完成です。
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上のように円でパキッと削るのでなく、外側も同じフラッシュ状にするやり方などもありますがさらに高等テクニックなので、いきなりは無理でしょう。

少しずつ慣れていくこと、そして試行錯誤しながらも、自分の絵柄に合った表現方法を考えるのも大事です。そのコマだけ変に浮いてしまうのも考え物です。「目立つ」のはいいですが「浮く」のは少し意味が違いますからね。全体的なバランスを見ながらどんな表現方法が自分の漫画に合うのか、頑張って見つけていってください。ではまた。

 

前回の記事「漫画テクニック アクション バトルシーン 必殺技の描き方 」もご覧ください。

 

 

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