なぜ無料で読めるのか「漫画アプリ」の仕組みを解説!おすすめのアプリ6選の紹介も!

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漫画が電子書籍で読めるようになって数年。

今では様々なアプリをダウンロードしてたくさんのマンガが無料で読めるようになりました。

 

でも、普段はお金を払わなければいけない漫画が、アプリだとどうして無料で読めるのか、不思議に思ったことはありませんか?

今日は「漫画アプリ」というシステムがどうして成立するのかと、今おすすめの漫画アプリを6点ご紹介したいと思います。

 

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漫画アプリとは?

 

ユーザーがダウンロードすることでマンガが読める便利なアプリで、マンガを提供している出版社だけでなくLINEやD eNAなど様々な企業が提供しているサービスです。

 

なぜ無料?

 

無料を入り口にした課金システム

マンガを読むには基本はちゃんとお金を払って読まなければならないのですが、この漫画アプリは無料でたくさんの漫画を読むことができます。

それは、無料を入り口に有料(課金)アイテムを同時に提供する、オンラインゲームなどで利用されているFree to Play(F2p)方式を取っているからです。

 

Free to Play(F2p)とは?

 

オンラインゲームなどでゲームのDLやプレイ開始時には無料で遊べるが、アイテム購入などゲーム継続のためには課金が必要なビジネスモデルの事。

 

漫画アプリもこの形式をとっていて、1話だけは無料だが丸ごと読むにはポイントを溜めなければならないなど課金システムで成り立っています。

したがってすべてが無料というわけでなく、読める作品や内容には限りがあります。

もっと読みたい時は課金してね、という事です。

 

しかし、往年の名作などは一気に読めるサービスもあったりして、無料でも十分楽しめる内容になっています。

 

広告料収入

 

動画サイトやブログサービスのようにたくさんの人がアクセスするサイトには広告が貼ってあります。

その広告収入によってビジネスが成立しているため、ユーザーは無料でマンガを読むことができるわけです。

中には広告を踏む(クリックする)ことによって、続けて読むためのポイントがたまる形式になっている場合もあり非常に「巧み」なやり方を取っているところもあります。

 

 

もちろん基本漫画は買って読んでもらうのが一番ですが、何より「手に取って」もらわなければ話になりません。そのための入り口として、このサービスはありだと思っています。

いわゆる私が前から言ってる『漫画の立ち読み用テスター』のようなものですね。

 

「通信料」はかかっている!

 

ただし、忘れてはならないのが、マンガを読むことに関しては無料でも、スマホを使って読むわけですから、その分「通信料」はかかっています。

おそらくほとんどの人が「パケット定額」を選んでいるのでそこまで気にする必要はないかもしれませんが漫画アプリでマンガを読むのは「全くの無料ではない」ではないという事は頭に入れておく必要がありますね。

 

ここからは、人気のおすすめマンガアプリのご紹介です。

 

お勧めマンガアプリ6選

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少年ジャンプ+

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集英社の週刊少年ジャンプに掲載されている作品やスピンオフ、あるいは往年の名作が一気読みできるアプリ。

ジャンプ+で連載中の作品も無料で読めます。

「ドラゴンボール」や「幽遊☆白書」など往年の名作が話数限定で無料公開されたり

「週刊少年ジャンプ」を電子書籍版で購入することもできます。

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マガポケ(マガジンポケット)

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少年マガジン掲載の100作品以上が無料で読める。

本誌で連載されている作品がチケットを利用することで読める。その作品「しか」興味のない人にはオススメのアプリ。

好きな作品のエピソードを毎日1話、最大で30話読むことができるMY毎日無料設定がある。

 

 

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マンガワン

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小学館が運営するマンガアプリ。

ライフと呼ばれるサービスがあり、仲でも無料ライフはパラメータ1つにつき1話を無料で読むことができます。朝9時と夜9時に配布され、一日に最大8話まで読める。

期間限定で一気読みできるキャンペーンもあり、現在は「高校野球のシーズン」でもあって

「高校野球漫画」が一気読みできるキャンペーンを行っています。(現在は終了しています。)

 

 

 

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パルシィ

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講談社とピクシブが共同で運営している漫画アプリ。

講談社から刊行された作品やピクシブでの人気作品をチケットやコイン(有料)を利用して読むことができる。

1チケット1話で、朝7時と夜7時に4枚ずつ配布。

毎日アプリを開いたり、SNSでシェアしたりすると「ボーナスチケット」がもらえます。

 

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マンガUP!

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スクエア・エニックスが運営する無料漫画アプリ。

「鋼の錬金術師」などの有名作品や連載作などが無料で読めます。

アニメ化もされた作品も多数掲載。

MPやMP+といったポイントをためることで利用できる。

朝8時と夜8時に配布。毎日8話まで無料で読むことができます。

 

アプリ内で流れるCMを観たりアンケートに答えたりするとボーナスポイントがもらえます。

 

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GANMA!

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マンガアプリと、Web連載で同時配信されている。

こちらは有名どころというより新人漫画家の育成に重点を置いていて、毎日0:00に数本が無料配信されています。

「Route M」(新人マンガ家支援プログラム)で選出された漫画家やコンテストで入賞した漫画家の作品などが多数掲載。

全作品が無料で読めます。さらに月額360円のプレミアム会員になると各作品の最新話を通常より1週間早く読むことができます。

GANMA!の特徴は、コメント機能以外にユーザーがイラストを投稿することができること。

まさに「ユーザー参加型漫画アプリ」と言っていいでしょう。

 

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広告の売り上げはどこに?

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ところで、マンガアプリ漫画が読めるという事は、読者もうれしいし、運営会社も広告料が入って嬉しい。ところが肝心の「漫画家さん」へは特にメリットがない‥というのは悲しい話です。

別の記事でも書きましたが漫画家さんと出版社との契約は「原稿料」と「印税」を支払うことが決まってるくらいで広告料に関しては何も決まっていません。

言い方悪いけど「ズルい」ですよね(笑)。今まで描かれた作品を使いまわして運営会社側は広告料をたっぷりもらう・・漫画家の立場というのは本当にこれでいいのかってくらい。

一応、広告の売り上げを作家に還元しようという動きを見せる出版社もあります。↓

 

集英社「ジャンプ+」が広告売上の50%を漫画家に還元 「業界を夢のある場所に」

公式Twitterの発表によれば、オリジナル連載作品に入る広告売上の50%を漫画家に還元するとのこと。

漫画家に原稿料と印税に加え、新たに収入が増えることで、「制作環境が安定し、ひいては読者の皆様に届ける物語が質・量ともに増えていく」としている。

また、「漫画業界をこれからも夢のある場所にするべく、今後も新たな環境作りに励んで参ります」とした。

 

これがあったから、「ジャンプ+」を一番最初に持ってきた部分あります(笑)。

 

まとめ

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気軽に楽しめる漫画アプリですが、読者や運営会社だけがいい思いをするのでなく「作者」にもその恩恵が十分受けられるようにしてもらいたいものですね。

ではまた。

 

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