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所見

宮崎駿監督最新短編アニメ「毛虫のボロ」試写会開催 ジブリ美術館で上映!

2018/03/16

2013年に長編映画制作からの引退を宣言し、短編アニメ制作に取り組んでいた巨匠宮崎駿監督の最新映像作品の試写会が14日、三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室「土星座」で行われました。

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この「土星座」では、ジブリ美術館でしか観られない様々な短編アニメが定期的に上映されています。(となりのトトロのスピンオフ作品とも言える「めいとこねこバス」(2002年)や庵野秀明監督の「空想の機械達の中の破壊の発明」(2002年)など。)

今回の作品は「毛虫のボロ」という短編アニメで、長編引退宣言が出されたあとに制作風景がドキュメンタリーで放送されるなどしていたので作られる前から話題になっていた作品。

特に、本人がずっと毛嫌いしていたCG作品に挑戦ということでも注目されてましたね。とはいえCGが使われてるのは一部のようで、全体的には今までの宮崎作品らしいアニメになってるようです。

今回は「声の出演」でタモリさんがかなりの部分担当しているらしいというのも注目ポイントです。主人公のボロの声(?)だけでなく、様々な「擬音」もタモリさんがやってるらしく、芸達者なタモリさんがどんなふうに「音」を当てているのかも気になります。

しかしまあ短編にも関わらずやたら時間かかったという印象(笑) ドキュメンタリーが放送されたのが2016年、ドワンゴ社長に対して激怒する姿が話題となりましたが、それからさらに一年。

短編でこれだけかかったら、長編なんていつのことやら・・そもそもそれまで宮崎さんが生きていらRy

私が宮崎作品と出会ったのは1978年に放送開始された「未来少年コナン」が最初ですね。といってももちろん再放送で、かなり後になってからです。奇抜な発想、独特な動き、おそらくみなさんが感じたであろう感動を、同じように私も感じていました。

彼の作風はもちろんそれ以前の「世界名作シリーズ」でよく知られていましたが、この「未来少年コナン」は彼の初めての事実上の監督作品で、ほとんどすべての作業に関わっています。

名前を知ってるだけの人は知らないかもしれませんがこの作品は宮崎氏の完全オリジナルではありません。アメリカの児童文学作家アレグザンダー・ケイが1970年に書いた「残された人びと」原題「THE INCREDIBLE TIDE」が原作。

米ソ冷戦真っ只中の世相を反映してか物語は余りにも暗く、悲愴感たっぷり。宮崎氏本人も「暗くて救いがない」と語っている作品を、明るい少年活劇に仕上げたのは宮崎氏の手腕と言えるでしょう。

宮崎作品から感じる魅力は人によってそれぞれだとは思いますが、私にとってはやはりあのスピード感。前述したように「絵柄」自体は世界名作シリーズで馴染みはあったものの、その動き、スピード感はコナンのそれとは別次元です。物語の壮大さも相まって、私自身一気に「ハヤオ」に「どハマリ」していきました。(笑)。

そこからはおそらくほとんどの人がたどった道を私も通ってきたと思います。 「カリオストロの城」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」・・その間に「名探偵ホームズ」なんてのもありました。

思い返してみるとやはり私の宮崎作品の好みは「活劇」テイストのスピード感あふれた作品が多いです。「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」ももちろん嫌いではありませんが、単純明快なストーリー、「わるいやつらをやっつける」「すきなおんなのこをまもる」的な痛快ストーリーに、あのスピード感はたまらなくマッチしていました。

そしてもう一つの魅力としては「非リアリティ」の中の「リアリティ」ですね。カリオストロでのカーチェイスや屋根を爆走するルパンなど、本来はありえない動きを、何故か「やれば出来るんじゃないか」と思ってしまうほどリアルに表現しています。CGがそれほど発達してなかった頃、実写ではワイヤーアクションなどでごまかし、「いかにも」な動きに慣れてしまっていたからかアニメでのそのあまりに滑らかな動きに感動を覚えずにはいられませんでした。

ただ、その反対に宮崎氏の語る「メッセージ」的な部分には少し違和感を感じていて、まだ「ナウシカ」あたりまでは良かったものの「もののけ姫」などの作品からにじみ出る自然への畏怖を、少し「押し付けがましく」感じていたのも事実です。

そして最近の他作品への批判や件の激怒シーンなど見ると「なんだかなあ・・」と思ってしまうのです。いろんなところで前面に出て「語る人」だから仕方ないかもしれませんが、ちょっと年齢とキャリアが上がるにつれて本人も作品も「説教がましく」なってる気がしますね。まあ全く内容スカスカの作品ばかりじゃ嫌ですが、宮崎氏の講演か何かで、持論を聞かされてるだけような作品は、あまり見たいと思わないというのが正直なところ。

彼の「自然界への傾倒」は年を追うごとにより顕著になってきた気がして・・もう私がワクワクしたような「冒険活劇宮崎アニメ」ってのは観ることはないんだろうな・・と、少し寂しい気もしています。

ちなみにジブリ美術館の入場は日時指定の予約制(ローソンチケット)なので、3月21日からの上映は既にチケットを買った人しか観られませんが、夏休み分のチケットがその前の5月、6月に先行抽選販売されるので興味のある方は応募してみてはいかがでしょう。7月入場分は5月25日~31日、8月入場分は6月25日~30日に受付です。

最後に、この「毛虫のボロ」の試写会に向けて、美術館の安西香月館長が代読した宮崎駿監督のコメントを紹介して終わります。

■宮崎駿監督のコメント(全文)

ごあいさつ

生まれたばかりのちっぽけな毛虫に世界はどう見えているのでしょう。
小学生のとき、植物の光合成について教えられて、光合成はどう見えるのかズーッと気になっていました。
毛虫には空気の粒は見えるのかなぁとか、葉っぱをかじった時はゼリーのような味がするのかなぁとか、狩人蜂は今の戦場で飛び回っている無人攻撃機みたいなものかなぁとか…。
それでこんな映画ができてしまいました。
さいごまでつきあってくれたスタッフと、ノボロギクを教えてくれた家内と、音をあててくれたタモリさんに感謝します。
タモリさんなくては、この映画は完成しませんでした。

ありがとう
宮崎駿
※宮崎駿監督の「崎」はたつさ

引用 ORICON NEWS

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