CLIP STUDIO選択範囲機能  使いこなすには?  基礎と応用編

範囲21 漫画テクニック講座 デジタル編

今回は選択範囲の使い方です。

アナログではできない様々な作業ができます。ぜひ覚えて使いこなしましょう。

 

様々な形の選択方法

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左のツールパレットから「選択範囲アイコン」をクリックします。

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長方形選択

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四角の形に選択します。点線で区切られているのが「選択範囲」です。

その下に枠で囲ったアイコンが色々ありますがこれは「選択範囲ランチャー」(赤数字除く)と言って選択した画像に加工を加える際に使います。 左から

①  選択範囲を解除

②  選択範囲を反転

③  選択範囲を拡張

④  選択範囲を縮小

⑤  選択範囲内を消去

⑥  選択範囲外を消去

⑦  拡大・縮小・反転

⑧  塗りつぶし

⑨  新規トーン

⑩  選択範囲ランチャーを設定

となります。

ツールプロパティで、細かな設定もできます。

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「縦横指定」にチェックを入れれば正方形に選択でき、「確定後に角度を調整」にチェックを入れれば形を作ったあと角度を変えられて便利です。

 

 

楕円選択

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円状に選択できます。こちらも長方形選択と同じく「ツールプロパティ」で形を調整できます。

 

 

なげなわ選択

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フリーハンドで選択範囲を決定できます。

 

 

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折れ線選択

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クリックした点から点を直線で結びます。

 

 

選択ペン

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ブラシでなぞった範囲が選択されます。

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ブラシの太さや硬さ、濃度などを「ツールプロパティ」で調整できます。

 

 

選択消し

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ブラシでなぞった部分の選択を解除します。

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シュリンク選択

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選択したい箇所の周りをフリーハンドで囲むと、

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実線で描かれた外形部分を選択します。 「シュリンク」とは「圧縮する、小さくする」という意味です。

 

「選択範囲」や「選択範囲ランチャー」の 表示 非表示は、上部「ツールバー」の「表示」をクリックすると出てきますのでチェックを「入れる」か「外す」で切り替えます。

 

 

応用編

というほどすごいものじゃありませんが「覚えておくと便利なプチテクニック」を紹介します。

長方形選択などで「あともう少し範囲を広げたいなあ」と思ったときは「Shift」を押しながらもう一度選択範囲を作ります。

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以前の範囲に追加する形で選択範囲が広がります。逆に「ここを削りたいなあ・・」という時は「Alt」を押しながら作ると削られます。

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これは「楕円選択」でも「なげなわ選択」でも「折れ線選択」でもできます。

形を自由変形させたい時は通常「編集」→「自由変形」などを使いますが選択範囲ランチャーの「拡大・縮小・回転」でも「自由変形」と同じ作業ができます。

「拡大。縮小・回転」をクリックしたあと、「Ctrl」を押しながらカーソルを変形したいポイントに合わせます。

範囲20そのまま離さずにカーソルを動かすとその部分だけが動きます。

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このように「選択範囲」ひとつとっても様々な使い方があります。いろいろいじって遊んでみるのも楽しいと思いますよ。

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