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マルマンのスケッチブック 誕生60年!私もよくお世話になりました・・。からの~、マンガ用原稿用紙について

2018/07/12

本編の前に言い訳

「いやいや・・ちょっと今月忙しい日々が続き、更新も滞りがちになってしまいました‥すみません。まあ忙しいのは今も続いてるのでポンポンと記事は書けないですが・・合間を縫って何とか更新したいと思ってますのでよろしくお願いします。」

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さて、スケッチブックやノートなどの「文具」で有名な企業・マルマンが、自社のロングセラー商品である「図案スケッチブック」誕生60周年を記念し「maruman公式 SketchBookのすべて  ―誰もが一度は使ったことがあるスケッチブック」を、6月19日に発売しました。数々の著名人(平松伸二、蛭子能収、峰なゆか、徳光康之、せきの、崎田ミナなど)が  コメントを寄せ、自身の思い出とともにマルマンのスケッチブックとの関わりを語っています。

 

これまでの歴史やスケッチブックの使い方、工場内の様子などが収められまさに「図案スケッチブックの歴史」そのもの。皆さんの中にもこのスケッチブック、使われている方は多いのではないでしょうか。私も「スケッチブック」といえばこの「緑と黄色」の子の表紙がすぐ思い浮かびますね。よく使ってたし、テレビのバラエティ番組なんかでタレントが絵を描くコーナーがある際には、使われてたりする、まさに「誰もが一度は使ったことのある」、日本人にとってなじみの深いものになってますね。

 

個人的には「スケッチブック」なんて高嶺の花・・みんな初めは「チラシの裏」から

 

とはいえ私個人に関して言えば、今でこそよく使いますが子供のころには「スケッチブック」なんて大人の買うもの、それこそ「絵描き」が使うもので、それなりに高級で手が出ない代物でした。せいぜい「お小遣い」をためて「思い切って買う」か、手軽だったのは「ジャポニカ学習長」の中にある「自由帳」。これが私が絵を描くときに重宝した定番アイテム。けっこう使ってた人いるんじゃないかな。

それ以前は新聞の間に挟まってる「チラシ」「広告」の裏。真っ白で何も書いてないチラシを集めて絵の練習に使っていました。

紙にもこだわりがあって(笑)、ツルツルの紙より少しザラっとした紙質が描きやすく、一枚の紙をできるだけ多く描けるように描くバランスを考えながら描いたものでした。

あとはばら売りの画用紙を買って、やはりすぐ使い切らないよう節約しながら描いてました。別にお金に困ってたわけじゃなく、お小遣いがそこまで回らないのと地元に住んでた頃は田舎だったもので文具屋なるものが近くになく、百貨店のようなデカい店に自転車で通わなければならず、手に入れるのに時間がかかったのも原因でした。

今は安くもなったし、都内ならいつでもどこでも買えるので昔ほど「高級感」がなく、その分「大切に使おう」という意識もなくなったように思えます。手軽になるのはいいことですが・・良しあしですね。

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ここで基本中の基本・・マンガ用原稿用紙について。

 

さてプロを目指す人間、いや今現在プロである人も、マンガを描く人にとって欠かせないアイテムが「マンガ用原稿用紙」です。

紙についてお話ししましたから、ついでに基本である原稿用紙について少しお話します。

漫画家が通常連載、読み切りなどで使う原稿用紙は、サイズ(仕上がり線310mm×220mm、内枠270mm×180mm)のB4のケント紙です。同人誌はB5(仕上がり線257mm×182mm、内枠220mm×150m)。

いずれも漫画道具などが売っている文具屋さんに売っています。

その原稿用紙には、薄く印刷されているいくつかの線があります。その名称と使い方について説明します。
GENKOU

 

原稿用紙には通常細い線で囲まれた三つの長方形があります。

まず一番内側にある長方形の線が、基本枠です。通常はこの枠を基準に枠線を引き、いわゆる「見せゴマ」など、紙面ぎりぎりを使うコマなどはこの線をはみ出して描きます。

次に真ん中の長方形はタチキリ線といい、雑誌になったときは、ここまでが見える、という目安の線です。ただ気を付けなければならないのが、セリフを入れる時は必ず基本枠の中に入れてください。タチキリ線ぎりぎりまでセリフを入れてしまうと、印刷所で裁断されるとき、ずれてしまうことがあって、文字が見えなくなる場合があるからです。

そしてタチキリ線から一番外にある長方形の線までの幅を裁ち落とし幅と言います。裁断の際、タチキリ線で落とされるのですが工場で大量に裁断してるとたまに線がずれてしまうことがあるのでその分余裕を持たせてあるのです。ですので紙面いっぱいに絵を描きたいときはこの線の外まで描くことです。ずれて印刷されたときに線が足りてないということがないようにね。

そして最後に長方形の枠の外にある。目印のような線。これをトンボといいます。これは印刷所の人がまさにここを目印にして裁断をするためのもので、我々には直接関係ありませんがなるべく線やベタ、トーンなどでこのトンボに被らないようにすることが必要です。せっかくの目印が見えないのでは意味ありませんからね。

ちなみに角にあるトンボをまさに「角トンボ」あるいは「コーナートンボ」といい、真ん中にあるトンボは「センタートンボ」といいます。まあ、知らなくていい知識ですが(笑)。

 

ずっと昔は、この線さえも書かれてない、ほんとのただの白い紙を原稿用紙として使ってた時期もあるそうで(まあ当然ですが)、その時代は枠線を引くのも一苦労だったようですね。基本枠からタチキリ線までを、アシスタントが寸法を測り,キリで四隅に穴をあけて使ってたという話も聞きます。大昔の話ですが。

今は専用の道具がちゃんと市販されてて便利になりました。そしてデジタルにはさらにいろんな機能も‥。これからマンガの道具はどうなっていくのでしょう。それこそドラえもんの道具のように「面白いマンガが描ける道具」なんてのがいつかできる時代が来るかもしれませんね。

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