こんにちは、OYUKIHANです。
今回は「動物の描き方」についての解説です。ただ動物と言ってもたくさん種類があるので一つ一つやってたらキリがありません。
漫画で出てくる動物は結構限られてるので、身近な動物に絞って解説していきたいと思います。
今回は人間の最も身近な友達、「犬」に関する記事となります。
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おいおい、そんなこと言ったら「猫好き」が黙ってねーぞ。
猫の時は「最も身近な親友」って書けばいいのよ。
姑息やなあ(笑)。
まずは典型的な日本の犬、「柴犬」の顔と体の描き方解説!
顔 正面
まずは正面顔の描き方です。基本的な顔のパーツの配置はこんな感じ。
すべてのパーツが顔の真ん中あたりにギュッと集中してる感じですね。
②耳の内側から下まで一本線を引くと目の中心と口の外側のラインを通ります。
③眼はほとんどが黒目で、つぶらで丸い印象ですが軽く「ツリ目」になっています。
④正面から見ると口角が上に広がっているためちょっと「笑ってる」ようにも見えますね。
横顔
成犬の横顔はなんか精悍でカッコいいですよね。
その原因はやっぱり目立つこの「鼻の高さ」というか「長さ」。この「鼻腔」の長さが「犬の鼻の良さ」につながっています。
②その階段を下りたあたりに目があります。
③目の位置のすぐ下に鼻、そして口へつながり、
④口は目の位置の辺りまで広がるようになっています。
⑤ヒゲの毛穴には一定の法則性があり、並ぶようにしてついています。
アタリの取り方はまず描きたい犬の頭の大きさや形など大まかに決め
そこに「鼻」と「口」部分をくっつけるように描きます。(鼻筋の部分は割と直線的になってるので横から見たら上が直線でしたが丸い「お椀」のようになっています。この辺が「鳥」などの横顔とは違う部分です。)
体
犬を横から見るとこんな感じ。
だいたい顔の四つ分が胴体ですね。しっぽがくるんと丸まってるのが可愛さを強調しています。
そして、一番カン違いしやすいのが「足」の部分。自分は昔、4本足の動物って「関節」が人間と逆についてると思ってました。
でも当然ながら違います。実は犬の関節部分は胴体に近いところにあるのでわかりにくいんです。
犬の足の骨 構造
緑で囲っているのが「肘」の部分、オレンジで囲っているのが「膝」の部分です。
関節が逆になってると思ってた部分は実は人間でいう「手首」「足首」の部分なんですね。言ってみれば犬は常に「つま先立ち」をしてる状態なんです。もし人間が同じ格好をするとしたらこうなります。
わざわざこれ描く必要あるか?(笑)。
いやわかりやすいかと思って(笑)。
結局人間と同じなんですね。ただ関節の「位置」が違うだけなんです。
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お座りした犬
お座りすると関節がわかりやすいですね。横から見た形としては直角三角形。後ろ足がきちんと収納されておさまりがいいです。
正面から見るとこんな感じ。
✔「首も含めて頭」と考えると「三等身」が大きさの目安です。
✔膝部分が少し外に出る感じですね。
動きのある犬の描き方
続いてはこれに「動き」を加えた犬を描き方です。
歩く犬 歩き方には種類がある?
犬の歩き方には「常足(walk)」、「速足(tront)」、襲歩(run)」などいろいろ種類があります。別に詳しく覚える必要はないですが、場面によって使い分けたりすると「わかって描いている」感が出ていいと思います。
一番ゆっくり歩いている状態です。4本の脚は常にそれぞれ個別に動いてはいますが、割と常足の時は右側の前足と後ろ足、左側の前足と後ろ足はほぼ同じ動きをします。三本の足が常に地面についている歩き方です。
人間で言えば「競歩」みたいに、そそくさと歩く歩き方。この時は常足の時と違って、前と後ろの脚は対角線上に動きます。
猟犬などが獲物に襲い掛かる時の走り方。犬が最も早く動く時の走法です。
背中を丸めて力を溜め、後ろ足で地面を蹴りながら前足をいっぱいに伸ばします。この時はもう全ての足が地面にはついておらず、宙を飛んでいるような状態になります。着地は前足と後ろ脚の順になりますが、少し互い違いに降りる形になります。
子犬の描き方
人間の赤ちゃんもそうですが、犬も赤ちゃんの時はとにかく小さくてかわいいです。
✔手も足も短く、顔と足の長さがほぼ同じです。
✔大事なのはやはりこの「モフモフ感」。思わず触りたくなるようなモフモフ感をペンで再現できれば無敵です(笑)。
まとめ
以上、動物の描き方「犬」編でした。
やはり動物は人間と骨格も動きも違うので、何も見ないで描くのは難しいです。
いろんな画像や動画など見ながら、(できればこの記事も参考にして)いろいろご自身で描いてみて練習するといいでしょう。
次は‥やっぱり猫かな。
ではまた。
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